5月22日の「Mission」です。

Posted by theatreminori on 23.2014 稽古レポート 0 comments
5月もいつの間にか下旬に差し掛かってきた今日この頃。稽古のギアも一段階上がってきました。これまでは稽古開始までの申し送り事項を緩やかに伝達することで、役者たちが徐々に芝居のテンションに切り替わっていくようにしていましたが、いよいよそんな馴れあいの時間も終了です。遅刻者を待つこともなく稽古が始まります。



代役を立てれば稽古を進めることができるので、団員で協力して代役を分担。演出はレギュラー陣の出来に注目して的確な指示や問いかけ、フィードバックを行うことが出来ました。この段階の稽古では実に効率のいい底上げが可能です。懸念すべきは遅刻、欠席の張本人たち。そういった濃密な演出を受ける機会を損失している事は役者として大きな損失です。成長の機会の放棄です。当然演技の出来にもどんどん差が生じてしまいます。この温度差は大きな危機です。

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役者の中には日々の稽古の積み重ね、確実な準備の積み重ねの成果を発揮し始めている者もいます。指摘されたことの改善に即時取り組む試行錯誤を恐れない勇気を持った者もいます。まだ成熟していないにしろ、演技、キャラクターの本質が見えてくる者も少なくありません。最終的には全員がこの領域に入り、ひとつの作品、世界を伝えなければいけません。ひとりたりとも理解できていないものが紛れ込んでいれば、それは達成できません。みんなに助けられて…という綺麗ごとでごまかせる程、現実は甘くありません。ひとりのせいで台無しになった、という事実が残るだけです。闘うべきは自分自身。己を制すことができないものが、他人を感動させることなどできません。何を伝えることもできません。特にこの「Mission」という作品は、その領域を体現できなければ何も残りません。生きる意義の本質に到達できなければ、これまでのすべてを失うことになるでしょう。

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そんな役者の覚醒を待っています。

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