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9月12日の「チイサナソラ」です。

Posted by theatreminori on 12.2013 稽古レポート 0 comments
どうも。挨拶のネタが思い付かない総監督のSugiです。今週はスピードを重視しつつ簡潔にお届けします。

午前中の制作部はグッズ製造の締切日だったこともあり、同時進行でいくつかの作業が行われていました。てあとるみのり公演の名物になりつつある、団員の手作りグッズ。今回の公演でも数点のアイテムを取り揃えています。アイディアから製造まで、紆余曲折や試行錯誤を積み重ねながら、団員それそれが力を注いだアイテムばかりです。会場で是非お手に取ってみてください。9月13日(金)までのチケットお申込みでは、早期購入特典の手作りグッズもおまけで付いてきますよ!じゃあ、いつ頼むのか?今でしょう!→申し込みフォーム


販売予定のグッズ製造中の一コマ。
こうして見るとちょっと不気味ですが、細かい作業です。

午後の稽古開始前には、あと1カ月で本番となったことにちなんで、ここまでの取り組み、これから成すべきことの振り返りと目標再確認を行っています。最初に今回の「チイサナソラ」の企画があがったときの向上心、胸のときめきを思い出すためです。そんな真面目で暑苦しそうな話でしたが、団員たちの間には何とも言えない落ち着きの様な、何らかの手応えを感じているような雰囲気がありました。初心を忘れないために掲示された新生館シアターの会場写真に、団員たちの視線は釘づけでした。1カ月後に立つ場所、たどり着くべき場所。それは己自身が仲間とともに出来得る限りの努力を積み重ねた先の結果。それでしかないのです。もちろん全員納得でした。

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真面目な話でしたが、笑顔も多く見られました。

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鏡を使ってフォーム、位置関係のチェック。

今回の稽古では物語の重要な要素を担っているバンドパフォーマンスを重点的に鍛えています。当初は通し稽古も予定されていましたが、演出要素の根幹部分の強化が急務だったので、入念に行いました。続けてパフォーマンスを行った役者たちは汗びっしょり。団扇係が頻繁に出動していました。できている部分、できていない部分、取り組むべき部分など、様々な指示が演出から提示されています。後は各自がそのイメージをしっかりと形にしてくることです。すでに独自に様々な媒体で資料を目にして「あそこでこんなことを言ってたんだよ!」「最後なんかすごいんだよ!」と、魂が奮い立つようなライブパフォーマンスについてアツく語る団員の姿もありました。ひとりひとりの積み重ねが集まることで、やっとひとつの作品、ひとつの舞台が出来上がるわけです。バラバラのようでまとまっている。それが心の励みになるのかもしれません。成し遂げられる原動力なのかもしれません。最後は仲間と笑って終わりたい…。それが団員の共通認識でした。

それでは、今週はこのあたりで。

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