どうも。冬に間違えて涼感下着を着るとかなり寒く感じるのに、この季節にはそれほどその恩恵を得ている気がしないSugiです。
すっかり更新が遅くなってしまいましたが、8月最初の稽古の様子をお届けしましょう。この日から脚本を手放して演じるという試みです。役者たちには、セリフを覚えられているかどうかの不安を忘れ、物語の世界を自由に、広い視野と感性を持って楽しんでもらうようにアドバイスしています。視線釘づけだった脚本の呪縛からの解放。手放していいよと言われたことを喜ぶような図太さが求められます。
もちろん、いきなり完全無欠にセリフを再生できる役者などいません。仮に自分は完璧でも、周囲にほころびが生じれば、そこに合わせなければいけないわけですから。しかし、役者たちの演技ののびのび具合ときたら、脚本がないだけでこれほどの自由を手にできるのだなと、改めて感心しました。

ご覧ください、こののびのび感!自由です!

相手の目を見て心のやり取りもできます!

意表を突く角度に指さしもできます…って脚本が?
まあ、こんな感じで、一部うっかり脚本を手にしてしまう瞬間があったのは確かですが、委縮するというよりはいい意味での開き直りがあったように感じました。稽古を満足に行い、絶対不安要素がないまま本番を迎えることなど、まずありえないことです。必ず、もうちょっとできれば、あと少し練習したかったという無念さを抱きながら、舞台は終わっていくものです。だからこそ、この思いきり、いつかは不完全でも形を示さなければいけない瞬間に備えたメンタルの強化も必須なのです。覚えてから脚本を手放すなどという悠長なことをやっていては、本番を乗り切ることができるか逆に不安になります。
さてさて、午前中の制作部では、パンフレットの内容、デザインについて詳しいアイディア交換がなされていました。木曜日の午前ということもあって、参加者が少数かつレギュラー化されており、最近は話し合いの発展性に乏しいようですが、そこは少数精鋭でセンスを高めて奮闘しています。一方でグッズ製造の方は、思いのほか作業が進まず、残り2カ月少々となったこの時期に不安要素が山積です。どこまでペースを上げられるかに注目です。
チケット販売も本腰を入れていきますので、皆様よろしくお願いいたします!これまでのキャパシティの倍以上です。遠慮なくお買い求めください。ご友人、ご知人にも3倍拡散でご紹介いただけますと幸いです。チケットのお申し込みは
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ではまた。