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6月13日の「チイサナソラ」です。

Posted by theatreminori on 13.2013 稽古レポート 0 comments
どうも。夜帰宅した際にウォークマンの再生を止め忘れ、翌朝装備した瞬間に曲が流れていることに驚愕し、なおかつすでに電池が切れる直前である現実に落胆するとともに、もっとエコに努めなければという強迫的正義感に帰結したSugiです。

本日は6月13日。つまり、10月13日(日)の千秋楽まで、あと4か月。4か月経てばこの公演も終了してしまうわけです。このように節目に直面すると、焦りの様な、やる気の様な、とにかくやるぞという気分になります。残念ながら案外長続きしない不確かな気分的な動機ですけれど。だからイベント前のカウントダウンカレンダーは有効なのですね。たびたび節目感を得られるので、つぎはぎながら動機と関心が継続するので。

午前中の制作部では、今月中に販売を開始する予定のチケットとも関連が深い、チラシ案の検討が続いています。これまでの話し合いで出た意見を基に、宣伝美術担当者から複数の案が提出されていますので、今回も協議は円滑に行われていました。もちろん妥協はしません。「そもそもこの物語のイメージは…」「この変化が何を表しているのか…」「これもいいとは思うけれど、じゃあどこがいいのかって言われるとね~」など、単に見た目のインパクトだけにとどまらない、舞台とお客様を最初につなぐツールとしての重要性を肝に銘じた話し合いが行われていました。この出来栄えひとつでチケットの売れ方、宣伝効果が変わってきますからね。

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アイディアを掲示して検証中!

午後は稽古を実施しています。今週は中盤の肝になるシーンを何度か練習しています。まだ配役が正式に決まっていない段階ですので、演技に対する演出は全体のイメージ的なのですが、それでもその言葉の意味、メッセージの裏側をしっかりと解釈して、次の演技につなげてくる役者たちが多かったです。公演を重ねる中での成長が確認できました。それ故に油断する面も垣間見えたのですけれど。石にかじりついてでも、やりたいことはやり通さなければいけません。それは根性、義理人情の世界ではなく、人間が生きる上で最も基本的な本能。純粋な欲求、生への執着ですから。

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「申し上げます!」とやってくる伝令たち。
その傍らでは女スパイが洗濯物を干していました。
実は竿に干されたパンツの色の配列が暗号だったのです。

千秋楽の4か月前ということは、残りの稽古回数は15回ほど。長いようで短い時間です。稽古とは準備をしてきた上で成立する時間と空間の共有です。有効に使って煮詰めていきたいものです。まだ15回もあるから…と油断しているような団員とは同じ舞台に立つつもりはありません。そんななれあいの集団にいい作品が生み出せるはずはありません。せいぜい手を取り合って互いの足を引っ張り合うがいいでしょう。

そんな思いを参加者全員で共有した後、舞台はT.M.Evolutionへ。

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それではまた来週。
差し入れでのど飴をたくさんいただきました。感謝です!

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