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5月9日の稽古と制作部です。

Posted by theatreminori on 10.2013 稽古レポート 0 comments
どうも。まだ試作版の脚本とは言え、結局は全く手を抜かず当日ぎりぎりまで調整していたたにもかかわらず、T.M.Evolutionまで開催したせいで、連休明けの週末にして早くも疲労困憊のSugiです。

そんなわけで、「チイサナソラ」の新バージョンが、稽古の中でお披露目されました。第3回公演で公開された内容からキャスト数も増加。もちろん内容もボリュームアップしています。早速読み合わせをした感触としては「面白かった」「前よりもキャラクターがわかりやすくなっている」といった評価が得られました。この「感触」をそのまま観客に伝えられるかどうかは役者の力量にかかってきます。まさしく想像を創造に変えて行く作業が始まっています。

この試作版脚本は来週の稽古まで読み合わせで使用。再来週の稽古では完成版の脚本が配本されます。短い運命の一作品。この物語にふさわしい脚本です。その真意は…いずれおわかりいただけることでしょう。

さて、今回は制作部の様子をお届けしましょう。現在制作部では当日販売するグッズの開発を中心に、参加者の間で白熱した議論が展開されています。それぞれがサンプルを持ち寄ってこれはこうだ、それはああだ、と意見交換。開発を進められそうなアイテムは今後の修正点を出し合って、次回改めて改良型サンプルを持ち寄るという流れです。これまで制作部参加者は受け身の姿勢が目立っていましたが、アイディアだけでなく具体的なアイテムが出始めると一気に活性化しました。これもまた、想像を創造に変える力。人を動かす動機付けの一端を担っているといっても過言ではないでしょう。



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 ※ネタバレ防止のため一部モザイク処理してあります。

制作部が活性化した理由には、昨年度で引退宣言した元団員が、グッズ開発のために数点のサンプルひっさげて顔を出してくれたことも挙げられます。こうして自称引退した団員も、自分の特技をフィードバックするために戻って来られる場所、それもまたてあとるみのりというわけですね。主体的動機の融合。ひとつになるというのはこういうことなのかもしれません。

他人の心を動かすには、まず誰かが自分の心の奥底から素直に楽しむ姿勢を体現すること。やらされている使役感、背負い込んだ義務感だけだは、他人の心を動かすことは難しいのです。今さらのようにまとめていますが、その積み重ねがあったからこそ、てあとるみのりはここまで来れたのです。

夜間にはT.M.Evolutionも再開しました。すでに10月公演へのカウントダウンは始まっています。来月、チケット販売予定ですのでお楽しみに!

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