
てあとるみのり第10回公演
「そこにあるもの」2013年3月21日(木)~24日(日)
ハートランドみのりにてチケット販売中(全席自由:1名様700円)→
チケット申し込みフォーム21日(木)18:30開場 19:00開演 残23
22日(金)18:30開場 19:00開演 残18
23日(土)13:30開場 14:00開演 残16
23日(土)18:30開場 19:00開演 残24
24日(日)12:30開場 13:00開演 残24
24日(日)16:30開場 17:00開演 残23残券情報は3月3日21時現在のものです。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております!よろしくお願いいたします!
どうも。「THE STAGE」から2日が経ち、あうるすぽっとにジョッピーを連れて行くのを忘れていたことと、一目であうるすぽっととわかる場所で記念写真を1枚も撮っていないことに気づき、覆水盆に返らず的な思いで東池袋の道を仕事で歩いたSugiです。
そんなわけで、2月18日の文化交流会特別公演、てあとるみのり第9回公演に該当する「THE STAGE」は無事に終了いたしました。当日は直前1回のリハーサルだけで本番に臨みましたが、劇場スタッフの方々がお時間のない中で気を利かせたセッティングを施してくださったこともあり、緊張と興奮の荒波の中でサーフィンの如くドラマを展開させることが出来ました(役者の所業です)。もちろん、これもすべて皆様のご支援があってのことです。本当にこの夢のような舞台に立つことができたこと、そこでひとつの物語をやり遂げることができたことに、心から感謝いたします。ありがとうございました。
では、主にリハーサル風景を中心に、当日の様子をお届けしましょう!当然ながらこれまでの稽古写真とは明らかに雰囲気が異なります。舞台照明の中でフラッシュを使わず、ごく一般的なデジカメでAF撮影していますので、かなりの枚数が手振れ、ピンボケ、被写体が分身という現象を起こしており、使用不可能でした(それだけ役者がよく動いていたということですね)。今回は公演も終了したことですので、演出的意図のフィードバックを添えてお届けします。厳選された画像と共にお楽しみください!

素の舞台のままで演じるというのは、旗揚げ公演へのオマージュです。
しかも横並び陣形を多用するあたりも、旗揚げ公演へのリスペクトです。
ちなみに、旗揚げ公演「ここから始まる物語」も、
いわゆるAWAY公演で、川越の映画館で上演しています。
今から4年前のことです。小泉先生、江口さんが出演。

黒い世界に派手な衣装がいいアクセント。狙い通りです。
何しろ装置がない状態ですから、ちょっとは目を引くものがないと…。
学年によって色違いになるように揃えました。
実は学年が進むにつれて汚しが濃く入っています。
ちょっとわかりにくかったですね。破るぐらいしないと。

万川先生は来客用スリッパを履いています。
小泉先生がスパルタ教育を身上とするたくましい女性だったので
思い切り対比させようということで地味で女性的なコーディネート。
特にシューズでさえ自前でないやる気の低さに、
本当にこの人が顧問で大丈夫という雰囲気を込めて。398円。

ズッコケやツッコミが多かったのが今回の芝居。
この写真からもわかるように、全体で連動できなかったのは課題です。
稽古場ではあまり気にならなかったのですが、
面積だけでなく、高さも広がった空間ではごまかせませんね。

最後はラグビー部に転身したわけではなく、先生に抱き着いている絵。
これは直前に決まった動きで、細かい演出は付けていません。
役者の間で3回ぐらい合わせたらこの形になりました。
この後、先生は彼らを振り払います。

先生を見送るための敬礼。
これは3月公演「そこにあるもの」にちょっと関連があります。
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カーテンコールでは、これまた直前に用意した宣材を広げました。
もちろん、第10回公演「そこにあるもの」のお知らせです。
30分のミニステージではなく120分弱の長編。
わずか1カ月のインターバルでそんなことができるのか?
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最後は楽屋で記念撮影。
舞台照明ではないのにちょっとピンぼけしているような気もします…。
役者以外の男性2名のうち一人が私。もう一人が「芝居屋-万-」の松本氏。
松本氏は頼りになる助っ人です。3月公演も参加予定!
さてさて、そんなこんなで、あうるすぽっとでの夢のひと時も終了しました。当日は多くの関係者の方々にお越しくださいました。また、豊島区精神障害者共同作業所連合会様には、このような素敵なイベントにお招きいただきました。本当にありがたいことです。この場を借りて重ねて御礼申し上げます。
すでにてあとるみのりは、節目の第10回公演に向けて動いております。団員たちの間で「THE STAGE」を振り返るのはもう少し先の話でしょうが、誰の心にも輝きをなくさないまま刻み込まれるような舞台であったのではないかと、ほんの少し期待しています。
まだまだ我々は変われます。まだまだ先へ進めます。
輝きは、次のSTAGEへ。