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てあとるみのり第10回公演「そこにあるもの」

Posted by theatreminori on 30.2012 お知らせ 0 comments
どうも。脚本を年内に完成させるために、2週連続で徹夜作業を敢行し、ついに完成した!と安堵したのもつかの間、肝心のタイトルが決まっていなかったことで朝の9時30分ごろ途方に暮れたSugiです。

さて、そんな経緯もありました。稽古まで時間のない中、さんざん悩みに悩んで、ついに、ついに3月に行われる第10回公演のタイトルが決定しました。脚本も100%完成しています。これまで何度も執筆中の作品を練習に使っていましたが、大きな変貌を遂げながら、この境地にたどり着きました。それを進化と呼ぶのか、発育と言うのか、多様化と評するのか、それは見てのお楽しみ。それでも、前作「Mission」に負けず劣らずの重厚なテーマ性を隠し持つ、潜在能力として過去最高レベルの作品に仕上がっていることは間違いありません。

てあとるみのり第10回公演
「そこにあるもの」

すでに情報公開しております公演日は2013年3月21日(木)~24日(日)。4日間で5ステージを予定しておりますが、今のところ公演時刻の詳細は未定です。今回は役者たちに配本した脚本の表紙画像を公開しましょう。いつになくメルヘンチックな表紙になっています。果たしてどんな内容なのか?想像を膨らませてお待ちくだされば幸いです。

そこにある表紙320

この脚本を用いた稽古は12月27日(木)に行われています。この日は2月の第9回公演「THE STAGE」の稽古も行ったため、全てを読み合わせることはできませんでした(そのぐらいの長さだと想像してください)。しかし、先週配布したバージョンからの「マイナーチェンジ」に、役者たちは驚きと、強い興味を示していました。もちろん、これから各自が読み込むことで、物語に潜んだ様々なテーマ、キャラクターの生き様、表現したいこと、伝えたいこと、そして、それらを踏まえての演じたい役に気が付くことでしょう。一見するとキャラクターの表面的特徴に目が行きがちですが、もちろん、役者の魂があれば、そんなものを追いかけることでは満足しないはずです。己をより高みに導いてくれるパートナー探しですから。

役者たちには、形と言う幻影に惑わされることなく、じっくりと奥深い世界を読み解いていただきたいところです。お正月は決して退屈しないはずです。この時期メディアが授けるどんな映画やドラマを見ることより、絶対、確実に、自信を持って、はるかに面白い作品です。ぜひ、その領域まで読み解いてもらいたいです。逆に、それができなければ、演技も底の浅いものとなり、お客様に何も届けることはできません。手探り段階という認識は捨て、覚悟を持って向き合っていただき、年明けの稽古に備えてください。


さあ、そんな思いを乗せた「そこにあるもの」が、いよいよ本格的に動き出したところで、てあとるみのりの活動も2013年1月3日までお正月休みに入ります。本年も皆様には大変お世話になりました。また来年、立て続けに公演が控えておりますが、なにとぞご支援のほどよろしくお願いいたします!

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