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6月28日のMissionです。

Posted by theatreminori on 01.2012 稽古レポート 0 comments
どうも。ユニクロのパンツは同じサイズ、同じタイプの物を買っても微妙にフィット感が異なるところが、某ガチャ商法的なスリルがあってやめられないSugiです。

いよいよ明日(7月2日)より、「Mission」のチケット販売が開始されます。気になる準備作業の進捗状況は…?直近の制作部の活動からどうぞ。



最初の写真は…チラシの最終デザインを修正しているところです。これまでのアイディアから進化を遂げたデザインの最終調整。本当にこれでいいのか?という自問自答、疑心暗鬼との戦いですね。これまでの公演とは異なった雰囲気のチラシが完成したような気がします。チケットと合わせて7月2日よりデザインが公開されますのでお楽しみに。ちなみに、この作業をしているのは団員M。チケットデザインも担当しています。単にチラシを縮小したようなチケットではなく、今回の作品の世界観にリンクした別軸の作品に仕上げていますよ。

午後は稽古です。いつもてあとるみのりの稽古は音楽に合わせて輪になって即興で踊るウォーミングアップからスタートします。ラジオ体操のような動き、野球のピッチングフォーム、重量挙げのマネなど、自由な振り付けが登場します。

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この日は役者の数はかなりそろっていたのですが、肝心の内容に問題がありました。これまでに演出した内容、確認した約束事がすっかり忘れられていたのです。この状態では、前回までに話したことを繰り返して伝えていかなければいけません。時間を無駄にするだけです。そんな場面の稽古は打ち切られ、別のシーンへと。稽古時間を無駄にしたことに気付いた役者たちは、休憩時間に抜け落ちていた確認事項をお互いに話し合っていました。

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もちろん代役を立てていたので本人がいなかった部分もあります。しかし、何のための代役なのかを考えてもらえれば、それは言い訳、あるいは、全て演出家が教えてくれるという依存に過ぎないのです。本人が稽古にいなかったのであれば周囲がそれをサポートして、稽古前に申し送る、大丈夫かを確認するといったチームワークが必要なのです。自分の演技、演出だけ気を付けているようではチームとして機能しません。特に出番がなく、稽古を見守っている役者が、「自分のことじゃないから関係ない」「みんな頑張ってるな」と高みの見物を決め込んでいては、いい舞台は絶対完成しません。スポーツ競技でもそうです。ベンチのバックアップメンバーが自分の役割を必要以上にこなさなければ勝てません。それ以前にチームがひとつになりません。役者たち、稽古に参加していた者すべてには、そんなチームとしての意識をもっと強く持っていただきたいところです。より高い次元へ、さらに一歩先へ進みたいなら、です。

この日の稽古ではそんな話が演出から伝えられ、全員でその意味をかみしめて持ち帰ってもらっています。さて、次週からいよいよチケット市場もオープンします。ますます高いモチベーションで稽古に臨めるのではないでしょうか。それが、我々のMissionです。

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