上書きしても過去は消えずに成果の中に生きる冥。

Posted by theatreminori on 16.2012 主宰者コラム 0 comments
どうも。昨日の昼、焼きそばにのりたまをかけたら美味しくて癖になりそうなSugiです。

脚本作りです。とにかく今は脚本です。以前にも紹介したことがあるかもしれませんが、3~4回はすべて一から書き直します。その後シーンごとの直しを入れて完成させていきます。物語的に区切りをつけると6~7稿重ねます。現在は第3稿の執筆に入っています。いつもは、改稿前のデータも保存していますが…うっかり上書きしてしまいました。もう過去には戻れない。そんな覚悟の表れです…ということにしておきましょう。

脚本は完成形を役者に渡すのが礼儀でもあり、芯の通ったいい舞台を創るには、それが当たり前のことです。仲間をつなぐ無二のツールが脚本ですから。とりあえず稽古を始めて、様子を見ながら並行して脚本を調整していくというのは、環境的に恵まれた方々の集まりでなければ成立しない気がします。絶対的な柱、目的、動機になる脚本にそれぞれがそれぞれの暮らしの中でイメージを注ぎ込み、時間の限られた稽古の場でぶつけ合い昇華する。悠長に調整している時間はありません。だからこそ、各自が持ち帰って、とことん煮詰めてこられるような、6カ月向き合っても底が見えないような、高いレベルで完成した脚本を提供しなければいけないのです。

私はいつもそんな風に自分を追い詰めながら作品に向き合っています。だからこそ、生み出せるのです。この恐怖があってこそ、魂が込められるのです。


すべての現象は偶然ではない。明確な理由が存在する。
それがドラマ。

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