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2月4日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 04.2021 稽古レポート
先週から始まった2週連続企画「バリバリエチュード」はいよいよ発表編に突入しました。ランダムで組んだコンビがランダムで出されたお題を3分以上5分以内の即興芝居に仕上げるというこの企画。コンビやお題決めの第1週の様子と、この日迎えた発表の様子それぞれ、YouTubeのてあとるみのりチャンネルに動画公開されています!動画をご覧いただければ私たちがどんな雰囲気でどんなことに取り組んでいるのかが一目瞭然です。ついでにチャンネル登録していただければ、今後も気まぐれにアップされる動画を見逃さずにお楽しみいただけますので、ぜひよろしくお願いいたします。



いきなりの宣伝から始まりました今週のブログ。午後は「バリバリエチュード」の収録に向けた各コンビの打ち合わせと直前練習から始まり、本番の撮影、各コンビの振り返りが行われました。出演予定だったイベント公演の機会がなくなってしまったこともあり、団員たちは今回の企画には水を得た魚のように明るく元気に取り組んでいました。何よりも相手としっかり演技について話し合い、振り返り、それぞれが楽しかった、難しかった、もっとこうすれば、あそこがよかった、面白かったなどと、自然と振り返ることができたのが大きな収穫です。今回は特別な企画で短期集中かつランダム要素満載だったことから自然とこういった凝集性が高まりました。ただ、この雰囲気や周囲との関わりを通常の脚本を用いた稽古でも作り出すことが、より良い雰囲気の芝居作りにつながるということでもあります。前回公演「WALK ON 2WAY」では4名のユニットごとの公演を行いました。その際に足りなかった部分は演技とお芝居を共に創って行くという仲間同士の関わりでした。団員たちは今回のエチュード企画でその足りなかった感覚とその感覚がとても楽しいものであることを理解できたのではないでしょうか。

午前中の制作部は引き続き改良型グッズの試作を行いました。それぞれが自分が作るべきものに向き合い、黙々と個人作業を続けました。このところ集中して改良作業を行っているため、途中から作業に参加するのが難しい状況になってきました。全体の進捗から取り残されないように、制作部の参加者は必死に取り組んでいます。

現在は夜間と休日の活動を休止しているので、なかなか目立った情報の発信ができていませんが、このように通常活動の中で皆様に何かをお届けできるように工夫をしながら、元気に活動しています!次の企画をお楽しみに!

1月28日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 28.2021 稽古レポート
「#演劇的な一日 in 大塚2021」における公演部門も中止となり、次年度の具体的な公演計画も未定な状況で、イベント公演に出演予定だった劇団員にとっては目標を見失いつつある日々が続いています。しかし、このまま何となく過ごすのはもったいない!ということで、1月28日から新企画に取り組み始めました。その第一弾として、2週連続企画「バリバリエチュード」をお届けします。

詳細は以下の動画をご視聴いただければわかりやすいのですが、ランダムに組み合わされたコンビが、これまたランダムに与えられたお題に基づいた即興のショートストーリーを考え、発表するというものです。この様子を稽古場内で完結させるのではなく、てあとるみのりチャンネルにて動画配信します。つまりお客様の目に触れることを想定したこだわりを持って演じなければならないわけです。今週はコンビとお題を決めて打ち合わせを行うところまでを収録、作品の発表は次週の活動時に収録することになっています。果たして誰が誰と組んだのか?コンビの顔ぶれだけでどうなってしまうのか期待や不安がよぎりますので、まずは今週のコンビ結成編動画をお楽しみください!



さて、午前中の制作部では紹介した午後の稽古のような派手さはないものの、各自がグッズの改良品試作に集中して取り組んでいました。先々週ぐらいまでは作業品質にばらつきがありましたが、今週はそれぞれが慣れて来たのか腕を上げたのか、特に品質の差が出ることもなく各々が自分のミッションをこなしていました。

バリバリエチュード収録中には外の雨が雪に変わっていました。まだまだ寒い冬の真っただ中ではありますが、団員一同体調管理と感染症対策により一層注意を払って、少しでも皆さんに元気な姿をお届けできるように頑張ります!

1月21日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 21.2021 稽古レポート
1月21日(木)も日中の「ハートランドみのり」の活動時間に合わせた内容で制作部と午後の稽古を実施しています。いずれの時間も備品の共有、お互いの距離に気を付けての活動でした。

制作部では先週まで実施していたグッズの改良案の試作品作りを継続して実施しています。独りで黙々と行える作業であれば特に気を付ける必要もないのですが、複数人が集まった状態での作業には気を使います。席が離れていても、ついついハサミやノリといった道具の共有が発生してしまいそうになるからです。それだけではなく、細かい調整や作業方法を教えようとするばかり、誰かが持っていたグッズの作りかけを一緒になって支えたり、奪い取るように持ってしまうことにも気を付けなければなりません。今までは当たり前のように、むしろ善意として行っていたことがこの社会情勢では一番気を付けなければいけないことになりました。ついうっかりな一瞬が、場合によると大変な結果を招く恐れがあるという自覚を、全員が等しく持つことが重要です。作業の精度はもちろん、今はそんなことまで考えなければ一緒に活動ができません。うっかりな出来事があれば、すぐに全員で振り返り、再発を徹底して防いでいくよう、常に緊張感をもって活動しています。

午後の稽古も「ソーシャルディスタンス」「近すぎるよ」「真ん中に入れば(空間を)広く使えるよ」などと、お互いの距離を強く意識した活動になりました。この日は3人一組を作ってのパントマイムエチュード、大まかな設定と必ずこのセリフを挿入するという課題を短時間で打ち合わせて3分間の即興芝居として表現するワークショップを行いました。特に、指定されたセリフを挿入するという条件は大きな学びになりました。

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セリフの課題は全員に用意されているので、自分の課題セリフを言ったからOKというわけではなく、同じチームのほかの演者の指定されたセリフをいかにして引き出すかを考えながら即興芝居を続けなければいけません。実はこれは通常の脚本のセリフをやり取りする際と同じことなのです。自分のセリフだけ順番通りに覚えて再生するのではなく、自分が何を言って何をすることで相手の言うべきセリフをスムーズに引き出せるのかを考えてこそ、複数人の演技が成立するのです。つまり、相手に何を言わせるためにどう振舞うのかを考えながら演じることが大切なのです。てあとるみのりの稽古場では自分のセリフを覚えるのではなく相手のセリフを覚えれば、自分の言うべきセリフは自然と出てくるはずという助言が授けられることがあります。まさにこの日のワークショップはその神髄を語っていた気がします。参加者はかなり深い理解と体験を得ることができたようでした。

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本日の活動はこのように、少々地味ではありますが平穏無事に終了しました。今のところ来年度の活動予定は全く見通しが立っていませんが、毎週の活動で地道に基礎的な力をつけている劇団員は一歩ずつ成長しています。どのような形式であれ、その成果をお見せできる日が訪れることを疑うことなく取り組んでいます。この日集まった劇団員の言動はとても前向きで明るいものでした。今だからこそ舞台に臨む姿勢が問われるのです。この状況に正しく向き合えない者はたとえ平穏な日常であっても舞台に向き合うことができない者ということなのです。

1月14日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 14.2021 稽古レポート
先週発出された緊急事態宣言を受け、てあとるみのりでは社会人枠を対象にした夜間と休日の活動を自粛することになりました。現在は日中の「ハートランドみのり」内の活動範囲にとどめ、ご見学や体験の受け入れを休止しております。事業所の管轄で日々の体調や生活に目の行き届いた劇団員だけでの活動に絞っている現状です。

そんな中で開催された午前の制作部は先週試作したグッズについての振り返りと実用化に向けての具体的な検討が行われました。試作品があることで、想定していた用途で使用した際に発生する不具合や発見できる改善点に気付くことができました。今後はこのデータを基にさらなる商品開発を進めていきます。

後半は「WALK ON 2WAY」の動画を鑑賞しました。先日まで有料限定公開されていた配信版です。実は、劇団員の中にはインターネット環境がない生活を送っている者もいます。そんな団員には初めて客観視する自分たちの演技です。ニヤニヤしたり、誰かの演技に笑ったり、自分の演技に「ゆっくりだったね」と反省したり…。様々な刺激を得ることができたようでした。

午後の稽古では先週に引き続いてポーズゲーム(ストップモーション)を行いました。出題者も持ち回りで行いましたが、ついついお題を出すことに専念してしまい、演者がどんな態勢なのか、突っ込むべきところがあるかなどを無視してのスピード進行になりました。演者側にとってはどんな状況でも言われたり合図をもらったらアクションを起こすという瞬発力(条件反射)の訓練になったようでした。

ここからが本日のメイン。ワークショップ形式で演技の構築方法を学びました。まずは共通した短い脚本を読み合わせます。登場人物は3名。セリフは1名あたり4つしかない本当にシンプルな脚本です。セリフに表現されている口調もごくフツーの口調で、ここから色々な要素を付け足すためにはかなりの空想力が必要になります。そんな脚本ですので、ますは平たく読んで行きます。そして次にそれぞれのチームに渡されたのは、まったく同じ展開でセリフの口調だけ少しアレンジされた脚本です。これで得られる情報が増えました。チーム内でどんな状況なのか?人物の関係性は?それにふさわしい配役は?を考え、自由にこのアレンジを楽しみました。楽しむ…と言っても実はなかなか奥が深く、目標は見る側が説明を聞かずともどんな状況でどんな人たちが何をしているのかわかるようにすることです。突飛な設定や面白がっただけの配役ではその目標は達成できません。セリフが少ない上にアドリブ禁止。わずかな表現手段の中でどうやってイメージや相関図を具現化するのかの勝負です。それぞれのチームが一生懸命に話し合いながら設定や役を深めていました。

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実はこのセッションは長い脚本を手にした時に考えることと全く同じです。どんな状況なのか、それを表現するにはどうしたらいいのか、こんな相手がいるからこっちはどうするべきだろうかなど、独りよがりではなくその場に関わる者が全員で構築していくのが演技です。「WALK ON 2WAY」での反省材料のひとつでもあった、自分たちの力で考えて創って行くこと、チームの結束力を高めるためのワークショップでもありました。長い物語やセリフの数が多くなると、どうしても自分の出番やセリフばかり考えてしまいます。しかし、お互いにこのシーンをどう描きたいのか、どう描くべきなのかを話し合い共有して表現することで、伝えられる情報は格段に強化されます。短い脚本の中で、その大切さ、ひとつひとつのセリフの持つ重要性を実感できました。

再び様々な立場の劇団員がひとつになって足並みをそろえて進んで行くために、今はこうやって少しずつ力をつけていく時間です。前進するための時間です。

1月7日のてあとるみのりです。

Posted by theatreminori on 07.2021 稽古レポート
新型コロナウイルス感染症の拡大がなかなか収まらない新年冒頭ではありますが、これまで同様の感染症対策を継続して行いながら日中の活動を行っています。ただし、この日発出された東京都を含んだ緊急事態宣言の内容を受け、2月イベントへ向けた夜間稽古は休止となっています(要請期間中休止継続)。7日19時現在ではイベント開催の行方は不明なので、これ以上の対策や変更が決められない状況でもあります。一方で、いくら細心の注意を払っていても、1か月での感染者数激減を目指そうという国の要請に逆行するような動きは取れませんので、独自の判断基準を以って何らかの決断を行う必要もありそうです。

それはさておき、午前中の制作部は少人数ながらも昨年から継続してのグッズ改良に取り組んでいます。今回は話し合いの中で出てきた案を実際に試作してみて、実用性や形状、コスト、作業効率などを確かめることにしました。基本的には静かな時間の中で作業が進んでいましたが、時々「ボンドの蓋開けて!」「竹串とか割り箸ない?」と声を掛け合うこともありました。全員が集中して取り組んだため、なかなか可能性を感じる試作品が複数誕生していました。

午後は16時まで稽古です。稽古と言っても昼の稽古では特に次回公演に向けた稽古は行いませんので、今日は団員たちが主体となって「いつものようにまずは体を動かそう」「ジェスチャーしりとりをやってみたい」「ポーズゲームもいいね」「エチュードも久しぶりにやりたい」などと意見を出し合って活動内容を決めました。

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その結果、まずポーズゲーム(ストップモーション)を行うことにしました。これはお題で出された単語、例えば「犬」「猫」「餅つき」「ビルディング」などのイメージを一瞬かつワンポーズで表現するというものです。どんなお題が出るのかは出題者のセンスにかかっています。中には「ピューマ」「トランプ大統領」など、どう表現していいのか難しいお題も出て、苦しみつつも楽しむことができました。

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行われたエチュードは、4名ずつの2チームに分かれて、お互いにお題を出し合うというスタイルで実施されました。お題を出されてから1分間だけ打ち合わせを行っていざエチュードスタート。突発的な動きが出たり、最後のオチが衝撃的だったり、両チームともよくまとまったエチュードになっていました。即興で行うため、お題を出した見ている側も、どんな展開になるのか、テーマがどう処理されるのか目が離せませんでした。

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そのあとはジェスチャーしりとりを行っています。こちらは言葉のやり取りや不要な接近もない完全に安全なセッションです。しかし、今回は難しかったです。なぜなら、あまりにも独創的な表現(しりとりとしての言葉のチョイス)を行う団員がいたからです。しりとりでは暗黙の了解でもある名詞という条件で出された「バナナ」に続いて、なぜか「何時だと思ってるの?」というセリフを表現しようとしたり、挙句の果てには「バナナ」の次に「バナナを初めて採った人」というしりとりのルールを完全に無視した表現が行われたため、場は大混乱。途中からは何とか持ち直しましたが、なかなか面白くもスリリングでした。

そんなわけで、この日の日中活動は無事終了。最後は改めて、プライベートも含めて感染症対策をしっかりやっていこうという確認を行ってから解散しました。このような社会情勢の中で、多くの劇団員が不安を抱えているのは事実です。しかし、日中の活動に参加することで生活が、人生が成立している人がいるのもまた事実です。我々のできること、求められていることを実現できるようなバランスを取りながら、次週以降の活動に向き合っていきます。

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